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妊婦さんとインフルエンザ
妊娠中にインフルエンザの予防接種は出来ますか?

インフルエンザウィルスに対する抗ウィルス薬や、解熱鎮痛剤、鎮咳剤、非ステロイド系抗炎症剤など多くの薬は、「妊娠もしくは妊娠している可能性がある場合には投与しない」とされています。したがって、妊婦さんがインフルエンザに感染して高熱・関節痛・鼻水・咳などの症状で苦しんだ場合、投与できる薬は極めて限定されます。妊婦さんに使用出来ない治療薬がたくさんある以上、インフルエンザワクチン接種による感染予防が非常に大事であると考えられます。 しかし、日本国内では妊婦さんに対するインフルエンザワクチンの調査成績はまだ十分に集積されていません。
インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンで、 胎児に影響を与えるとは考えられていませんが、日本においては「予防接種によって得る利益が、インフルエンザ感染の危険性を上回ると判断された場合に接種を行う」とされています。

一方米国では、予防接種の実施に関する諮問委員会( Advisory Committee on immunization Practices )」の提言により、「妊娠期間がインフルエンザ流行シーズンと重なる女性は、インフルエンザ流行シーズンの前に、 妊娠のごく初期(妊娠 13 週前後まで)を除いた時期に、予防接種することが望ましい」とされています ( MMWR 2004; 53(RR-6) )。これまでのところ、妊婦さんにワクチンを行った場合に生ずる特別な副反応の報告は無く、また、妊娠初期にインフルエンザワクチンを接種しても胎児に異常の出る確率が高くなったというデータも無いことから、予防接種直後に妊娠が判明しても、胎児への影響を心配して人工妊娠中絶を考慮する必要はないと考えられています。
これらの事実を踏まえた上で、妊婦さん自身が インフルエンザの予防接種をうけるかどうか判断する事になります。

 
妊婦さんに対するインフルエンザワクチンの考え方

●日本医師会
インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンであり、胎児に影響を与えるとは考えられてないので妊婦は接種不適者には含まれません。しかし、妊婦または妊娠している可能性の高い女性にインフルエンザワクチン接種をしたという国内の調査成績はまだ十分蓄積されていないので、現段階では予防接種によって得る利益が不明の危険性を上回るという認識が得られた場合に接種を行うということが適切でしょう。米国の報告では、もし接種するなら妊娠のごく初期(妊娠13週前後まで)を除き行うのが望ましいとされています。今のところ妊婦に接種した場合に生ずる特別な副作用の報告はありません。
●米国疾病管理センター(CDC)
インフルエンザ感染症にともなう合併症のハイリスクグループに、65歳以上の高齢者、慢性肺疾患・心疾患をもつ成人および小児、免疫抑制状態などの成人および小児とともに 妊婦(流行期に妊娠4ヶ月以降に該当する者) が含まれる。
接種時期は、妊娠のごく初期(妊娠13週前後までを)を除き行うのが望ましい。
●米国予防接種諮問委員会
インフルエンザワクチンは、妊娠のどの時期に接種しても安全である。それゆえにハイリスク条件を持つ場合には妊娠3ヶ月未満であってもインフルエンザ流行が始まるときには躊躇することなく接種すべきである。
英国におけるインフルエンザワクチン接種の優先順位
① 医療従事者  ② 社会を維持するために必要な職業従事者(消防や救急・警察・通信や運輸・軍隊等)  ③ 心疾患・呼吸器疾患・腎不全などの慢性疾患をもつハイリスク患者  ④ 妊婦 ⑤ 老人ホーム・老人病棟の入居者  ⑥ 75歳以上の高齢者全て  ⑦ 65歳以上の高齢者全て  ⑧ ハイリスク患者と家庭内で接する人  ⑨ 流行時の抗体検査、死亡率からみて特に危険と考えられる年齢層  ⑩ 特定の産業従事者  ⑪ 20〜65歳の人  ⑫ 0〜19歳の人

 
授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても問題はありませんか?

授乳婦はインフルエンザワクチンを接種しても支障はありません。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンというタイプで、病原性をなくしたウィルスの成分を用いているため、ウィルスが体内で増えることも無く、母乳を介してお子さんに影響を与えることもありません。
なお、抗インフルエンザウィルス薬を使用した場合は、その薬剤は母乳中に移行すると指摘されており、服薬中に母乳を与えるのは避けることとなっています。




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