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女性と肥満症

■ はじめに

肥満は女性にとって美容上の問題など非常に関心の高い問題です。肥満の定義は過剰な脂肪組織の沈着とされています。一般的に、理想体重は(身長(m))2 ×22で 求められますが、これより体重が 20 %以上多いと肥満と判定されます。
女性の約 15 %は肥満で、閉経直後の 50 − 59 歳では約 20 %の方が肥満と指摘されています。

 
性差

体脂肪の分布は性差が認められており、男性では内臓脂肪型が多いのに対して、女性では皮下脂肪型が多いのが特徴です。また閉経後では、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の危険因子であるウエスト / ヒップ比が優位に増加します。
更に治療に関しても性差が指摘されています。男性は食事療法で HDL (善玉コレステロール)の値を維持し内臓脂肪が減少するのに対して、女性では同じ効果を得るためにはカロリー制限以外に運動療法が必須だと指摘されています。

 
肥満と月経異常
正常な月経周期であった女性が肥満した場合には、約 50 %に月経異常が認められ、高度の肥満例では初経が遅れたりすることも指摘されています。また肥満女性においては排卵障害を示す不妊が多いことが知られています。
 

■ 肥満とホルモン異常

肥満女性がホルモン代謝異常をきたす機序としては
① 卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)は脂溶性のホルモンであり、過剰な脂肪細胞に貯蔵されてしまうこと
② 脂肪細胞には男性ホルモン(アンドロゲン)を女性ホルモン(エストロゲン)に転換する作用があること
③ 肥満に伴いインスリン抵抗性の増加による高インスリン血症が、副腎での男性ホルモン産生を増加させること
などの変化が、視床下部—下垂体—卵巣系のホルモン異常を引き起こし、排卵障害・月経異常をきたすと考えられています。

 
肥満の治療

食事療法  
一般的には健康を維持して長期に継続させるためにも、月に 2-3 kg程度の減量を目標とします。運動によるエネルギー消費の増大を考慮すると標準体重 (Kg) x 25 Kcal が目安となります。また食習慣の改善 ① 1 日 3 回規則正しく食事する ②出来るだけ 3 回の食事エネルギーを同じくする ③夜 9 時以降の食べ物はとらない ④できるだけゆっくり食べる なども重要です。

運動療法
肥満の治療において運動療法は体蛋白の減少を防ぐことや健康な社会生活を維持するためにも不可欠です。脂肪を燃やしてエネルギーとして利用するためには、酸素を十分に取り込んで全身の筋肉を使う運動(有酸素運動)が効果的です。速足、軽いジョギング、水中歩行、水泳など、体に負担がかからない軽い運動を30分以上行うと、有効に脂肪が燃焼されます。 

 
 


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