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女性と内科疾患 女性とメタポリックシンドローム
■ はじめに = 女性の高脂血症、高血圧、糖尿病とメタボリックシンドローム =

人は男女を問わず加齢とともに、高脂血症、高血圧症・糖尿病の有病率は増えていきますが、閉経後の女性では特に注意が必要です。それは女性ホルモンであるエストロゲンが、閉経前後に急激に減少するからです。

 
■ メタボリックシンドロームとは?

心筋梗塞や大動脈瘤など死を招く動脈硬化性疾患を促進させるのが肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧といった生活習慣病です。一つ一つの疾病としては体に大きなダメージとはならなくても、肥満にくわえて、これらの生活習慣病を併せ持つと急速に動脈硬化を進行させることがわかっています。 このような病態を メタボリックシンドロームと呼びます。
このたび 日本独自の「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」が発表されました。

閉経後の女性では、 エストロゲンの急激な減少により、男性よりも高脂血症・動脈硬化になりやすい事が明らかにされています。よって女性にとって高血圧と糖尿病を予防することは、メタボリックシンドロームにならないためにとても重要になってきます。

 
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■ 高脂血症とエストロゲン

女性ホルモンであるエストロゲンには、悪玉コレステロール( LDL コレステロール)を低下させ、善玉コレステロールを増加させて血管を守り、循環器系に作用して血液の流れを改善する働きがあります。また、LDLコレステロールが酸化されることによってできる酸化LDLコレステロールには強い動脈硬化促進作用があることが知られていますが、エストロゲンには抗酸化作用があり、酸化LDLコレステロールの産生を抑制しています。よって更年期以後は、エストロゲンの急激な減少により、高脂血症・動脈硬化が進行します。
高脂血症を年代別に見ると、 35 歳〜 44 歳では女性は男性の約半数、 50 歳を過ぎると男女比が逆転。 55 〜 64 歳では女性は男性の約 2-3 倍、 65 〜 69 歳になると 3-4 倍に増えると報告されています。

 
■ 高血圧とエストロゲン

エストロゲンは視床下部という脳の一部によって調節されています。閉経を迎える頃にはエストロゲンの分泌が急速に減少するため、視床下部が女性ホルモンを増やそうとして頑張ります。血圧は自律神経(交感神経と副交感神経)によって調節されていますが、この自律神経も視床下部により調節されていますので、この時期は血圧が不安定になることが多くなります。更年期の症状だと思って安心せず、日頃から血圧が高くなっていないか注意することが大切です。

 
■ 糖尿病とエストロゲン

女性ホルモンと糖尿病の関係については、日本ではいまだ十分な検討がされていません。欧米では閉経後の女性に対するホルモン補充療法が普及してきたことから、女性ホルモンの補充と糖尿病に関して検討がされています。閉経後女性にエストロゲンの補充を行った検討では、インスリンの抵抗性を改善し血糖が低下したという報告がありますが、一方では避妊に使われる、ピルと呼ばれる薬物では、逆に糖尿病が悪化するという報告もあります。同じ女性ホルモンでも種類や量が変わると糖尿病に対する影響も変わるようです。

 



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